西原町議会 > 2020-06-05 >
06月05日-01号

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  1. 西原町議会 2020-06-05
    06月05日-01号


    取得元: 西原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-30
    令和 2年  6月 定例会(第3回)        令和2年第3回西原町議会定例会会期日程            6月5日(金)                   会期8日間            6月12日(金)会期日月日(曜)会議区分開議時間日程16月5日(金)本会議①午前10時◇議長諸般の報告 ◇町長行政報告会議録署名議員の指名 ◇会期の決定の件 ◇西原町新型コロナウイルス感染症防止対策等基金条例について(総務財政常任委員会へ付託) ◇一般質問(1名)26月6日(土)休会  36月7日(日)休会  46月8日(月)本会議②午前10時◇一般質問(3名)56月9日(火)本会議③午前10時◇一般質問(3名)66月10日(水)本会議④午前10時◇一般質問(3名)76月11日(木)委員会①午前10時◇付託案件の審査86月12日(金)本会議⑤午前10時[議案等採決] ◇令和元年度西原繰越明許費繰越計算書の報告について ◇令和2年度沖縄県町村土地開発公社事業計画書の報告について ◇令和元年度西原水道事業会計予算繰越計算書の報告について ◇西原町農水産物流通・加工・観光拠点施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について ◇西原町水道事業及び下水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例について ◇西原町監査委員条例の一部を改正する条例について ◇西原町新型コロナウイルス感染症防止対策等基金条例について(総務財政常任委員長報告) ◇西原町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について ◇令和2年度西原一般会計補正予算について ◇令和2年度西原国民健康保険特別会計補正予算について ◇令和2年度西原土地区画整理事業特別会計補正予算について [付託案件議案の審議・採決] ◇意見書・決議・陳情・要請等南部広域行政組合議会議員の選挙
    ◇閉会中の継続審査・調査申出書令和2年第3回西原町議会定例会議事日程(第1号) 6月5日(金) 午前10時 開会日程 番号事件番号事件名  ◇議長諸般の報告  ◇町長行政報告1 ◇会議録署名議員の指名2 ◇会期の決定の件3議案第38号◇西原町新型コロナウイルス感染症防止対策等基金条例について(総務財政常任委員会へ付託)4 ◇一般質問  1人    喜納昌盛令和2年第3回西原町議会定例会会議録招集年月日令和2年6月5日(金) =1日目=招集の場所西原町議会議事堂開会等日時及び宣告開会 6月5日 午前10時00分 散会 6月5日 午前11時09分議長  大城好弘出席議員議席番号氏名議席番号氏名1番宮里芳男2番真栄城 哲3番伊計裕子4番与儀 清5番-6番伊集 悟7番屋比久 満8番長浜ひろみ9番-10番大城誠一  12番喜納昌盛13番新川喜男14番宮里洋史15番大城純孝16番-17番-18番前里光信19番大城好弘  欠席議員11番平良正行      会議録署名議員10番大城誠一12番喜納昌盛職務のため出席した事務局職員の職、氏名事務局長城間英明書記漢那拓馬説明のため出席した者の職、氏名町長上間 明副町長小橋川 明教育長新島 悟総務部長與那嶺 剛福祉部長小橋川健次建設部長玉那覇 満彦教育部長新垣和則総務課長選挙管理委員会事務局長翁長正一郎企画財政課長島袋友一生活環境安全課長外間哲巳税務課長高江洲昌明町民課長城間 靖こども課長山城宏達福祉保険課長呉屋真由美健康支援課長富原素子土木課長小橋川生都市整備課長又吉宗孝都市整備課主幹呉屋政産業観光課長農業委員会事務局長呉屋邦広産業観光課主幹玉那覇敦也上下水道課長宮城 哲会計課長会計管理者玉那覇勝也教育総務課長喜屋武 尚教育総務課主幹照屋心郎文化課長新城 武生涯学習課長花城清紀 ○議長(大城好弘)  ただいまから令和2年第3回西原町議会定例会を開会します。 本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(大城好弘)  日程に入る前に、諸般の報告を行います。 令和2年第1回3月定例会以降、本日までの諸般の報告を行います。 まず例月現金出納検査報告について、地方自治法第235条の2第3項の規定により、令和元年度2月分から4月分までと、令和2年度4月分の例月現金出納検査結果報告書監査委員から提出されておりますので、図書室にて閲覧に供しております。 令和2年第1回3月定例会以降に受理された陳情、要請等は2件で、お手元に配付しております陳情・要請等文書表のとおり、陳情第838号及び第839号について、総務財政常任委員会に付託します。 次に、各種会議等について報告いたします。3月27日中部広域市町村圏事務組合第90回議会定例会が開催され、一般会計補正予算改正条例令和2年度一般会計予算等の審査を行っております。 4月20日、議会広報調査特別委員会が開催され、不在となっていました副委員長について互選により伊計裕子議員が選出されております。その他各種会議等については、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、中止・延期が相次いだことから、以上の報告となっております。 次に、議員の辞職等について報告します。令和2年3月24日、崎原盛秀議員から辞職願が提出され、同26日、議長においてこれを許可しております。令和2年5月29日、上里善清議員、仲松 勤議員、与那嶺義雄議員が同年6月7日執行の沖縄県議会議員選挙に立候補したため、公職選挙法第90条の規定により失職しております。 以上で諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○議長(大城好弘)  次に町長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。 町長。 ◎町長(上間明)  皆さん、おはようございます。今年に入りまして新型コロナウイルスが全国的に急速に蔓延しまして、私たちの日常の生活や、あるいは国民経済に重大な影響を及ぼしている状況にあります。5月後半になりまして、国や県の緊急事態宣言が解除されるなど、少しずつではありますが終息の方向に向かっております。今後、第2波、第3波の感染拡大の懸念もありまして、今後の出口戦略が大きな課題となってまいります。引き続き町民の皆さんや医療関係者には御苦労をおかけすることになりますが、国と県との連携のもとに各種支援策を講じながら対応していきたいと考えております。 それではお手元に配付の行政報告の中からかいつまんで報告をさせていただきまして、あとは各自お目通しをお願いしたいと思います。 まず公共工事等に関する行政報告3,000万円以上5,000万円未満の工事でございます。工事名が小橋川3号車道橋下部工工事A-1-3につきまして、指名競争入札により報告書のとおり契約をしております。 次に主な行政報告をさせていただきます。まず1ページでございます。2月25日、西原町学童保育連絡協議会の皆様が来訪され、意見・要望等を承っております。それから2月27日、第1回の新型コロナウイルス対策本部会議を開催いたしました。これを皮切りに全13回の対策本部会議を開催しております。 2月28日、本町の我謝出身宮平リン会長を含むハワイ沖縄連合会役員の皆様が来訪されました。新役員による表敬訪問でありますが、同時に移民120周年うかじでーびるの案内もいただきました。しかしその後、最近の新型コロナウイルスの影響でハワイもかなり厳しい状況にあることから、この移民120周年記念式典祝賀会が中止ということの報告を受けております。 3月2日から3月24日、令和2年第1回西原町議会定例会3月議会が開催されました。 3月13日、民生委員児童委員の委嘱状の伝達式を行いました。 3月29日、那覇空港第2滑走路供用セレモニーが挙行されまして、新型コロナウイルス対策をしながらの式典挙行がありました。 3月30日、令和元年度全国高等学校総合体育大会西原実行委員会の第2回総会が開催されまして、この総会において解散ということになりました。 続きまして2ページでございますが、3月31日、大濱 進教育長退任式、そして令和元年度の退職辞令交付式を行いました。 新年度に入って4月1日、教育長の就任式、令和2年度定期人事異動辞令交付式がありました。4月1日、教育委員会委員辞令交付式固定資産評価委員辞令交付式が行われております。 4月2日、令和2年度西原町立小中学校教職員の着任式に出席をしております。 4月9日、南部国道事務所石浜所長が来訪されまして、国道329号バイパス西原道路につきまして、主要事業を含む概要説明、令和2年度の予算状況について説明を受けました。 5月1日、合資会社学秀館をはじめ多くの企業等からマスク、あるいは消毒液、そして寄附金等の寄贈をいただきました。 それから3ページでございますが5月25日、令和2年第2回西原町議会臨時会が開催されております。 5月28日、第13回新型コロナウイルス対策本部会議を開きまして、国の緊急事態宣言の解除を受けて、法的には一旦解散ということになりました。ただし任意の対策会議は引き続き継続していくことになります。 5月29日、新川勝夫さんが来訪されまして、春の叙勲旭日単光章の受章伝達の表彰の報告をいただきました。 以上が主な行政報告であります。 ○議長(大城好弘)  以上で町長の行政報告を終わります。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大城好弘)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、10番大城誠一議員及び12番喜納昌盛議員を指名します。 △日程第2 会期の決定の件 ○議長(大城好弘)  日程第2.会期の決定の件を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日6月5日から6月12日までの8日間にしたいと思いますが、御異議ありませんか。     異議なし(と言う声あり) ○議長(大城好弘)  異議なしと認めます。 したがって会期は、本日6月5日から6月12日までの8日間と決定しました。 △日程第3 議案第38号 西原町新型コロナウイルス感染症防止対策等基金条例について ○議長(大城好弘)  日程第3.議案第38号・西原町新型コロナウイルス感染症防止対策等基金条例についてを議題とします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 副町長。 ◎副町長(小橋川明)  おはようございます。それでは議案第38号・西原町新型コロナウイルス感染症防止対策等基金条例について、提案理由をご説明申し上げます。 当該基金は、新型コロナウイルス感染症防止対策等に資する事業の経費の財源を積み立てることを目的に設置したいと考えております。具体的な使途については、今後も継続的に必要とされる消毒用アルコール感染防止に対応する機器の設置や維持管理、また積立額に応じた経済支援に活用を行っていきたいと考えております。 以上が提案理由と主な内容であります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大城好弘)  これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。 12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  せっかくですから議案第38号、質疑をしたいと思います。まずこの基金条例、これは金額的にはどのぐらい想定して、あるいは期間をどのぐらい想定して、そういう大まかな想定はされていますか。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長島袋友一)  お答えしたいと思います。 金額は今決まってはいないのですが、6月補正で提案させていただいている額は80万円はとりあえず積み立てるということで、今予算のほうを提案させていただいています。あと期間についてはいつまでというのはないのですが、ある程度、今回の新型コロナウイルスの終息が見られる間というところで、1年になるかもしれませんし、そのぐらいの期間ということで今考えているところです。以上です。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  これは国の1次補正、2次補正、いろいろやって、その対応も含めての基金にもなるかと思うのだけれども。1つは、これは一般財源からだけの基金にするのか、あるいは幅広く町民にも呼びかけて、行政がこういう基金をつくる場合これは少し微妙かとも思うのだけれども、その辺の幅広い基金の在り方、そういうことは想定はしていないのですか。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長島袋友一)  お答えいたします。 今、80万円の内訳を補正予算で説明させていただくのですけれども、企業から50万円の御寄附をいただきました。それで新型コロナウイルス対策に使ってほしいという御意向だったものですから、その分の予算化。あとは町三役の給料の10万円カット分の30万円ということで、80万円。内容としましては、企業からもいただいておりますし、幅広く呼びかけて、例で言えば首里城の再建募金みたいな形で呼びかけて、広く募っていきたいと思っております。以上です。 ○議長(大城好弘)  質疑ありませんか。     進行(と言う声あり) ○議長(大城好弘)  質疑なしと認め、質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第38号・西原町新型コロナウイルス感染症防止対策等基金条例については、総務財政常任委員会に付託します。 △日程第4 一般質問 ○議長(大城好弘)  日程第4.これより一般質問を行います。 発言時間について申し上げます。 「西原町議会運営に関する申し合わせ」により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第56条第1項の規定に基づき、それぞれ30分以内とします。 順次発言を許します。 12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  おはようございます。もう飛沫は飛ばないように静かにやりますので、すみません外しましょうね。こういう新型コロナウイルスの関連で、我が議場も左側は余裕がありますけれども、右側は密集しているのだけれども、それは何とかならなかったのかなと。あるいはこういう形もいいのかなと。あっさり補欠選挙もしなくてね、このままでいいのじゃないかと思ったりもします。あとひとつは議運で決まったこと、この日程ですけれども、本当はもう少し執行部、配慮できなかったのかなと。もちろん我々議会はこのように一つの西原町としての役割ではあるのだけれども、やはり全県的なそういういろいろな思いがある選挙の中で、県議選挙がある中で、少し、四、五日ぐらいずらすことができなかったのが残念でならないです。というのも議員個々もいろいろな関わりがある中で、ひとつ勉強もしながら質問も、議案のチェックもするのだけれども、なかなかそれができない方々もいたかと思います。というのも私がトップバッターでやるというのは画期的なことであり得ない、いつものトップバッターでやる方々が控えているのか、何かで忙しかったのだろうと。あるいは新型コロナウイルス関連で少し遠慮したのかなという思いはあります。まさか私がトップバッターでやるとは思ってもいませんでした。そういう思いも重ねながら、一般質問をさらっといきたいと思います。 まずこの新型コロナウイルス対策についてでありますけれども、私が質問を出したときは、これはもう諸般の事情で早めに出し過ぎた面もあるもので、この行政からの質問にも、補正、臨時議会もありましたけれども、その前に出したものですから、一般町民の方々に知らせるためにも、またいいのかなということを感じております。新型コロナウイルスは、瞬く間に人々の生命・生活を恐怖と混乱のどん底に陥れた。政府をはじめ各行政機関は早急に国民、住民の命とくらしを守る責務がありながら、緊急事態宣言は出されたものの、それへの対策・施策の遅れはいかんともしがたく歯がゆいばかりである。いずれにしても国のコロナ対策実施に向けた過去最大の総額約25兆7,000億円の補正予算が4月30日に成立しております。県もそれにひきとって5月1日の臨時会で、約457億円の補正予算案を可決成立させてきております。そこで以下のことをお聞きいたします。1つ目、国、県の対策を町はどう受け止め、どう対応しているのか。2点目、西原町の特別定額給付金10万円の配布予定配布状況といいますか、お聞きします。3点目、西原町への配分予定地方創生臨時交付金1億2,700万円余りの事業内容はどうなっているか。4点目、社会福祉協議会商工会等の住民、勤労者企業等の支援策の現状は。それに対して町はどのような対応、あるいは把握をしているのかお聞きします。5点目、突然世界が日本が、そしてこの沖縄もこの新型コロナウイルスの猛威にさらされ、日常生活が脅かされ続けています。子供たちの保育、学業への影響も心配事ではあるが、親の仕事、生活不安、学生や若い人たちの生き方、ありようも含めて大きな試練の中にあるように思います。いずれにしても人類が共に協力してこのウイルスと闘わなければならず、あらゆる生物が共存するしかこの地球での生き残りはないとも言われております。住民の福祉向上、命とくらしを守るため、町当局は今後どう対処していかなければならないと考えるかお聞きします。 大きい2点目であります。民生委員児童委員についてであります。西原町では民生委員児童委員なり手不足が続いておりますけれども、現在の充足率はどうなっているかお聞きします。 大きい3点目です。町議補欠選挙についてであります。先ほど議長からも報告がありましたけれども、そういう失職が出ましたので、もう正式に決まったことですけれども、西原町議会議員は19人のうち1人が町長選出馬準備のため3月26日に辞職が許可され、県議選挙に3人が出馬し、欠員が4人となっております。定数の6分の1の欠員が生じれば、法律上50日以内の補欠選挙を行わなければならない。とすると7月の中旬ごろには実施しなければならない。そこで以下お聞きします。既に補正も組まれて、実施もある程度は決まっているわけですけれども、あえてこの議場の場でお聞きします。1点目、実施の予定日、そして予算はどのぐらいか。2点目、法律に従って行わなければならないが、例えば9月の町長選挙に併せて実施できるような特例措置等はないのか。町財政逼迫を町民に訴え、理解と我慢を強いてきた町当局、議会は法律で定められているからだけで、住民を納得させられるとは思えませんが、判例等、様々そういう事例等、そういう検討もないのか、また検討もしたのか。その辺、積極的な動きをしたかどうかを含めてお聞きしたいと思います。 以上、檀上からは以上で、再質問は一般質問席で行います。よろしくお願いします。 ○議長(大城好弘)  総務部長。 ◎総務部長與那嶺剛)  おはようございます。私のほうからは、質問大項目1の新型コロナウイルス対策について、まず(1)町の対応についてお答えいたします。 新型コロナウイルス対策につきましては、マスク、消毒液の購入など、一部は先行して進めてきましたが、御承知のとおり厳しい財政状況には変わりないため、国の補正予算の動向を注視しておりました。5月1日には新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金の配分額が示され、5月中旬に国との事業計画協議が始まりました。交付決定は6月中と示されておりますが、これを受けて5月25日の臨時議会補正予算を提案し可決をいただいておりますので、各事業を早期に進めていく考えでございます。 続きまして(2)特例給付金についてお答えいたします。当該給付金については、5月14日から開始したオンライン申請67件を除いて5月18日に1万4,793世帯に申請書を発送しましたが、転入確定者などを含めて現在まで1万4,900世帯が対象となっており、随時申請書を発送しております。5月20日から受付を開始して、6月3日までの申請書受理件数は郵送・オンライン・窓口を合わせて1万1,718件です。5月28日に第1回目の給付を開始し、6月2日に第2回、6月5日に第3回、6月9日に第4回、6月12日の第5回目までに合計9,727世帯2万4,401名分の24億4,010万円の給付を予定しております。 続きまして(3)臨時交付金についてお答えいたします。当該交付金につきましては5月25日の臨時議会における一般会計補正予算において、学童クラブ認可外保育園利用料日割補助町内事業所への支援金下水道基本料金半額免除などの全10事業分を提案し可決いただいたところでございます。私のほうからは以上です。 ○議長(大城好弘)  福祉部長。 ◎福祉部長(小橋川健次)  おはようございます。私のほうからは福祉部に関連した御質問についてお答えをさせていただきます。 まず1の(4)についてお答えをいたします。西原町社会福祉協議会においては新型コロナウイルスの影響を受け、休業や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯への一時的な生計維持のために生活費用の貸付けを行っております。その資金が入金されるまで4日ほどかかるということですので、その支援を受けた方々へ、企業などから寄贈されたお弁当や歳末助け合いの商品券を支給し、緊急の支援を行っていると聞いております。 次に1の(5)についてお答えいたします。新型コロナウイルス感染症への対策は、国家の危機管理上重大な課題であるとの認識のもと、対策が講じられてきました。国民の生命、くらしを守るためには感染者数を抑え、医療提供体制社会機能の維持をすることが重要となります。そのため対策の実施にあたっては国、県、関係機関等との連携を図りながら必要な対策を講じていく必要があるものと考えております。 次に大きな項目2、民生委員の充足率についてお答えいたします。民生委員児童委員については、現在66名の定数に対し45名の方が委嘱されており、充足率は68.2%となっております。以上です。 ○議長(大城好弘)  選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長翁長正一郎)  おはようございます。本会議におきます西原町選挙管理委員会の質問につきましては、糸数善昭選挙管理委員長に確認しましたところ事務局で対応するよう指示がございましたので、私のほうで答えさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず3.町議補欠選挙について、(1)についてお答えいたします。西原町議会議員補欠選挙につきましては、告示日が令和2年6月30日火曜日、投開票日は7月5日に実施します。予算につきましては752万9,000円を計上しております。 続きまして(2)についてお答えいたします。公職選挙法におきましては、今回定数の6分の1の欠員が生じたことによります地方議会の選挙ですね、町議会補欠選挙を9月の町長選挙に併せて実施することはできません。文献等を調べましたが特例措置も判例も確認することができませんでした。以上であります。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  質問項目1の(4)商工会関連についてお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者勤労者への支援については、商工会と緊密に連携して行っております。具体的な件数としましては、町産業観光課にてセーフティネット貸付認定110件、持続化給付金等の問い合わせが1日に約20件程度来ております。商工会では持続化給付金等の相談が52件、セーフティネット貸付認定が116件となっています。町独自の西原町中小企業等緊急支援金事業の6月1日現在での実績としては、申請者44件、振込完了41件、205万円となっております。まだまだ事業の周知不足であると考えておりますので、商工会と連携して連絡先のわかる対象事業者には電話連絡や郵送などで周知徹底を図ってまいります。以上です。 ○議長(大城好弘)  しばらく休憩します。 △休憩 午前10時35分 △再開 午前10時37分 ○議長(大城好弘)  再開します。 12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  マイクも少し侵された部分もあるかも知れないのですが、再質問を少ししたいと思います。 この新型コロナウイルス対策については、各議員、全ての議員が質問しておりまして、私は細かいのはそんなには、ちょっと勉強不足もありましてできませんけれども、一、二点確認をします。1点目、もちろん国や県の対策というのは補正も含めて、2次、あるいはそういうクラスター、いろいろな状況が発生したときに対応しないといけない部分も出てくるかと思いますから、それは臨機応変に、即座に町民に知らせて、我々議会にもどういう対策をするというふうなものを含めて、これはぜひやってください。これは緊急に対応するのは町当局、行政当局ですから、もちろん議会の議決を経ないといけないものもあるかもしれない。できるものを速やかにやっていくという対応を、今までもとってきたでしょうから引き続きやってください。 2点目です。これは今10万円の各世帯に配布は6月12日、5回目の配布で9,000世帯余りを交付予定と。最終的にはいつを予定していますか。例えば今1万1,000、まだ申請していない方々もいるわけですけれども、この申請していない方々の対応は、これはもう自己申請型をとっているだろうから、3カ月間でしたよね、その辺の督促というか、そういう情報を流すとか、あるいはいつまでにこの申請を終わらせるのか。この2点をまずお聞きします。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長島袋友一)  お答えしたいと思います。 全町民が終わる時期というのは、申請主義ですのでちょっとわかりませんが、申請期間は8月19日を締め日としておりますので、広報紙とかホームページで申請忘れはありませんでしょうかというのは随時ですね、今は集中していますので、それがちょっと落ち着いたときにそういった御案内をして、申請漏れがないような促しはしていきたいと思っているところです。以上です。 ○議長(大城好弘)  休憩します。 △休憩 午前10時40分 △再開 午前10時40分 ○議長(大城好弘)  再開します。 12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  例えば本当に必要な方々、非課税世帯を中心に、あるいはその準要保護を含めて、そういう方々のチェックをしながら漏れているのであれば、例えば町からのお知らせ、電話でもね、あるいは民生委員もいるでしょうから、そういう方からそういう方々への対応は考えているのか。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長島袋友一)  個人情報の関係がございまして、定額給付金担当のほうでは税の関係とか、こういった情報は持ちえませんので、なかなか厳しいところではあるのですけれども。議員御指摘のような活動はちょっと厳しいかとは思うのですが、やはり丁寧に広報紙とかホームページでやっていくのかなという形です。そしてまたいつ振り込まれるのかという御相談が多いので、やはり苦しい方というのはやはり多いんだろうということは認識しておりまして、そういう方々は積極的に申請されているのではないかというふうには感じているところです。以上です。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  その辺についてはあとでもう少し触れます。 あと3点目の臨時交付金、5月25日の臨時会で事業を決定して、町も独自予算を2,000万円上積みして対策していくということでありますけれども。いずれにしてもこの事業の中身については、多分国から、県からこういう事業の提示、使えますよという提示があるかと思うのだけれども、大まかに見て何項目の項目があるんですか。こういうものに使えますよというような。あるいは各自治体、独自のものを申請して県が、国が認めるという方式なのか。要するに大きい何項目というのがあると思うんですよ。それがどうなっていますか。 ○議長(大城好弘)  企画財政課長。 ◎企画財政課長島袋友一)  使途に関して制限がきついということはございませんで、ある程度、今挙げたものに対して、これはだめだとか、そういうものは今のところありませんので、使途は幅広いのかなと思っております。ただ制限があるものとしては、ある程度国の補助事業の裏負担にも使えるものですから、それに活用しているものもございます。それに関しては、この補助金の裏負担という限定された補助事業のメニューがあるということであります。以上です。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  その辺の取捨選択を含めて、これは皆さん能力を発揮してやらざるを得ないと思いますから、それはもう都度、その事業が出たときにしか我々もチェックはできないのかなと。ただしっかり計画を立てて、本当に必要なものをこれはしっかりやらないといけない部分、それを皆さんしっかりやってください。その知識と能力と、あとは実行力ですから、行動力とね、それをやってください。 4点目です。社協との、社協もいろいろ住民との関わりが深い、まぁ別予算で向こうもやってあるんだけれども。ちなみにその社協のそういう生活支援とか、何件ぐらい社協にはあって、どのぐらい対応したのかというのは把握していますか。 ○議長(大城好弘)  福祉保険課長。 ◎福祉保険課長(呉屋真由美)  お答えいたします。 社協のほうに生活資金の支援を申し込まれた方ですけれども、5月25日現在で223件と聞いております。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  223件、多いか少ないかは判断が難しいのだけれども、これはその相談を受けて支給されたのか。仮にされたとして、何日ほどかかったのか。その辺も報告ありますか。 ○議長(大城好弘)  福祉保険課長。 ◎福祉保険課長(呉屋真由美)  お答えいたします。 電話や窓口での相談があって、相談者が申請を希望した場合は社協のほうで受付をして、審査機関である沖縄県の社会福祉協議会のほうに申請書を送付しているということでありますが、申請を受け付けた方は、ほぼほぼ融資は受けられていると聞いております。 何日ほどかかるかということですけれども、部長のほうでも答弁いたしましたけれども、貸付けを受けるまで4日ほどかかると聞いておりますので、その間は食糧支援のほうとか、そういったものをやっているようです。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  我々もこういう議員をしている立場上、そういう住民からの問い合わせが実はあります。そういう生活支援の場合、やはり町当局は基本的に社協の窓口でしっかり相談してくれということを都度言っているんですよ。町としてももちろんいろいろな対策があるけれども、係としては社協がその窓口になるのかなと。ただその支援策、あるいは情報交換を含めて、これはぜひやっていただきたい。社協に丸投げでね、社協イッター仕事ドーという形ではなくて、町民はみんなで守るという意識をぜひ持ってもらいたい。 あと商工会ですけれども、商工会も独自、直接国や県からのそういう対策が、事業があります。町も当然あります。部長の答弁で大体件数はわかりました。この件数の中で、例えば実際にこれも手続上の問題なのだけれども、その手続上、本当にスムーズにいっていると判断されますか。 ○議長(大城好弘)  建設部長。 ◎建設部長玉那覇満彦)  先ほど答弁した中で、再質問に答える前に答弁訂正がありますので、よろしくお願いします。 6月1日の現在の実績の中で、振込完了41件ということで申し上げましたが、振込手続の完了が41件です。以上、訂正しておわび申し上げます。 ○議長(大城好弘)  産業観光課主幹。 ◎産業観光課主幹(玉那覇敦也)  お答えいたします。 町の中小企業支援金についての手続は、今のところほぼスムーズにいっていると理解していますけれども、その前段となります国の持続化給付金ですとか沖縄県の支援金関係ですね、そこについてやっぱりオンライン申請ということがあって、なかなか問題があると私たちも聞いております。西原町としても、1日20件ぐらいはこの持続化給付金とかの問い合わせがあって、我々がわかる分についてはお答えをさせていただいているのですけれども、詳しい内容についてはやはりどうしても専門の窓口を紹介するというところしか今のところできておりません。今度また国の2次補正が近々計画されていますけれども、その中にこの国の支援策についての専門家を派遣するという事業が市町村で予定されているようですので、その事業をしっかり活用して、西原町でもしっかり相談の窓口ができるような体制を整えていければと考えております。以上です。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  私もアナログの人間で、オンラインとか、マイナンバーカードでスムーズにできるとうたわれながら、いろいろな支障がありましたね。西原町は実際にどうなんですか。そのマイナンバーシステム、もうスムーズに利用できるのか。 ○議長(大城好弘)  休憩します。 △休憩 午前10時50分 △再開 午前10時50分 ○議長(大城好弘)  再開します。 企画財政課長。 ◎企画財政課長島袋友一)  確認でよろしいでしょうか。今の御質問は、定額給付金のオンライン申請のことで…。(不規則発言あり) ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  いずれにしてもこの新型コロナウイルス、本当に突然というか、こんな小さい目に見えないようなもので人間の生活がこんなに脅かされるかというのは100年前もあっただろうし、かつてもあったわけだけれども、最近は人間は科学万能主義だから、その隙間を突かれたと言うのか、やはり我々はあらゆるばい菌と言われるかも知れないけれども、本来はばい菌ではないという意識を持ちながら、一緒に生きるという発想をやらないといけないと思いますよ。全てが、善し悪しというのは、人間のあるエゴですからね。そういう意味で、我々のこの今の現状からすると、やはり人間同士もお互いに理解しないと、共存していくという立場で、このウイルス対策についても、あるいはいろいろな病原菌に対しても、そういう姿勢でやっていかないと生きていけない。そういう思いをしておりますけれども、町長はどう考えますか。町民のもちろん命とくらしを守るのが町長ですよ。いろいろな人たちがいますよ。その中でも、いろいろみんな協調して、共存して生きていかないといけない。併せて大きい地球規模からするとそういう細菌、いろいろな動植物含めて生きていかざるを得ない、また生きていくのが当たり前であれば、町としても例えば町のいろいろな、人も思惑も違うだろうけれども、どう調和をとって、そして併せて地球、その生物ともどう共存していくか。その辺の町長のもし指針があればお聞かせください。 ○議長(大城好弘)  町長。 ◎町長(上間明)  このたびの新型コロナウイルスの世界的な蔓延状況、これは2008年のリーマンショックをはるかに超える未曽有の状況になっております。そうした中で新しい言葉も生まれたりしておりますが、その中で我々の日常の生活、そして経済活動にも多大な影響を与えている状況であります。これまでも過去、このウイルス等を含めて世界的な危機的状況が出たということがありました。しかし人類の英知と努力でそれを克服してきた過去の歴史があるわけで、そういう面ではこれからの世界的な協調によりまして、今回の新型コロナウイルスに打ち勝つ状況が出てくると思います。最終的にはやはりおっしゃるように、ウイルスと人類との共存がどうしても必要不可欠な状況になると思いますので、やはりこれから新しい新薬の開発等含めて、こういったもので人類の存亡をしっかり解決できる状況があるのかなと思っております。いずれにしてもとにかく今は大変な時期でありまして、全ての町民、そして県民、国民がしっかりと連携して三密を避けるようなごく普通の努力でクリアできると思っておりますので、引き続き行政としてもその努力をしていきたいと考えております。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  行政、住民の命や財産、あるいはくらしを守る、これが責務です。それを第一に考えて、こういう対策も含めて、あるいは人の融和も含めて、人もいないと闘えない部分がありますので、これはあとでも触れますけれども、そういう思いを強くするときですよ。みんな頼ってもいけない、助けないといけない、共にやっていくという発想で、ぜひ役場職員を含めてしっかり活動してほしいと思います。それしかないです。皆さんがしか財政、いろいろなサービス提供も含めて、皆さんが税金をどう使っていくかというのは、もちろん我々もチェック、提言もしないといけませんけれども、第一義的には行政当局ですから。そこはしっかり英知を集めてやってほしい。最後にこの新型コロナウイルス関係ですけれども、これは特殊というか、全庁的にまたがるでしょうから、これは対策協議会というか、何か庁内でしっかり持ってやっているわけですか。 ○議長(大城好弘)  生活環境安全課長。 ◎生活環境安全課長(外間哲巳)  町では新型コロナウイルス対策本部会議を設置をいたしまして、全庁的に対策を行っているところであります。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  しっかりやってください。 2点目、民生委員児童委員についてであります。今日の新聞にも載っておりまして、80%余り減、これは全国だったのか、県内だったのか、さーっとしか読みませんでしたが、本当に西原町は68%。これは12月に改定が行われたばかりですけれども、実際に町当局として民生委員児童委員の位置づけを含めて、この充足率が達しない状況、これはただこまねいているだけですか。 ○議長(大城好弘)  福祉保険課長。 ◎福祉保険課長(呉屋真由美)  お答えいたします。 民生委員、充足率が低いということで、充足率を高めるために、こちらのほうとしては町の広報、ホームページ等による募集依頼をはじめとして民生委員児童委員協議会への推薦依頼、また社会福祉協議会、自治会のほうにも推薦の依頼を行っております。また役場のOBですとか、情報があれば県職員や教職員への退職者への呼びかけを行っているところではあるのですけれども、現在の人選にあたっては自治会からの推薦方式によるものが主でありますけれども、自治会を中心とした推薦の仕組みだけでは候補者探しに限界があると感じてはおります。以上です。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  この民生委員、そういう組織ができてもう100年、四、五年前に私、この質問をした覚えがありますけれども、100年を超すような歴史があります。時代とともに、本当に地域の関連、関係が薄くなって、民生委員に限らず、例えば自治会役員を含めて、いろいろな自治会も頑張っていますよ。ところが役員になる人がいないというのが、この10年あるいはそれ以前から地域によってはあったかもしれません。私はね、こういうことはあまり言いたくないけれども、他市町村から話を聞くと、これは10年前もそうでしたけれども、西原町は極端に言えばね、公務員上がりの定年者はほとんど何もしていないという話です。宜野湾市とかよく聞くんですよ。ワンネー定年サクトゥ、民生委員、あるいは自治会のいろいろなそういう話が実は、もちろんこれは一部かも知れないけれども、そういう話があります。そういう本来ね、そういう知識も経験もある役場職員の定年した方、そういう方々が西原のそういうボランティアに本当に参加しているのか、私は疑問に実は思っています。初めて議場でこういう話をしますけれども、本来は自分で率先してやるようなボランティア活動であるんですよ、こういう地域活動も民生活動も。そういう方々、知識のある方々が何で出てこないのか。特にこんな、今世の中が厳しい、新型コロナウイルス、もうひきこもりも含めて大変ですよ。本来は民生委員が行かないといけないけれども、民生委員も行けない状態でね。そういう中であっても、やはりそういう方々がいっぱいいて、横の連携もとりながら、地域の見守りも含めてできる体制、これは本当はしっかり担当部局だけじゃなくて、これは町長、直にそういうシステム作りをやりくりしないと、地域は本当に持たないですよ。その辺どう思いますか、町長。 ○議長(大城好弘)  町長。 ◎町長(上間明)  それではお答えします。 今、民生委員児童委員の問題、これは今に始まった問題ではなくて、これまでも行政の大きな課題の1つになっていたわけでございます。特段、近年のお互いの地域コミュニティの変容等もありまして、それからまた各地域の中における役割の認識そのものも変化してきている。具体的にはやはり生活様式でありますとか、あるいはまた価値観の違いでありますとか、そういったものがあって、なかなかこういうボランティアというのが、なかなか地域で以前のようにはうまくいかないような状況があります。とりわけ高齢者の皆さんも現役時代、仕事を一生懸命やってリタイアした後はやはり自分の趣味や活動でありますとか、いろいろなやれなかったことをやるということで、なかなかそういう面で個人のスタイルのそういった変化が出てきているところもあるだろうと思います。そういうような状況の中で、いかに地域コミュニティを図っていくか、社会貢献ができるかということは極めて重要でありますが、それは個人個人のやはり物の見方、考え方に帰結するところがありまして、なかなか難しい問題かなと思います。私は定年退職の辞令交付をするときにも、いつも言っておりますが、やはり地域貢献、社会貢献をしっかりやっていくというようなことの、重要性も訴えてはおりますが、なかなか全体として全ての人がそういうボランティア活動に従事して行くという形にはなれないのかなと思っています。いずれにしても役場職員であれば比較的地域のリーダーとしていろいろな地域の行事でありますとか、部落行事でありますとか、そういったものでやはり中心的なメンバーで頑張っているということも承知しております。今回の民生委員の問題ですね、もう少し増やせる何かいい手立てがないかどうか、少し調査、研究してみたいと思っております。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員
    ◆12番(喜納昌盛議員)  民生委員児童委員はボランティアでもちろん手当てもないわけだけれども、その辺の活動費含めて、その辺の手当ては町独自は、県は予算は下りるのだろうけれども、町独自の予算も何かやっていますか。 ○議長(大城好弘)  福祉保険課長。 ◎福祉保険課長(呉屋真由美)  お答えいたします。 今ボランティアということで、民生委員のほうに報酬を支払うことはできませんけれども、先ほど議員もおっしゃったように県からは活動費として、年間1人当たり5万9,000円の支給がございます。町としては、民生委員児童委員協議会のほうに年額490万円の補助金のほうを補助して、活動の支援を行っております。以上です。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  ぜひですね、民生委員はやっぱり地域の福祉活動や子供たちを含めて、その窓口になりますので、これは真剣に考えて、ぜひここにいらっしゃる皆さんね、定年したらしっかり頑張ってください、期待していますよ、そういう思いです。 大きい3点目に行きます。町議補欠選です。これは事例がないということですけれども、事例をつくることはできないのか。 ○議長(大城好弘)  選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長翁長正一郎)  お答えいたします。 選挙管理委員会については、法に従ってしっかり適正な執行を管理していくというのが選挙管理委員会の役目だと思っておりますので、今おっしゃるような事例をつくるということは、困難だと思います。以上です。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  これは微妙な問題で、もちろん法的にね、相手がそれで許されるかというのは大きな問題ではありますよ。ただね、日曜日は投票日ですよ、一月後はまた選挙、2カ月後にまた選挙ですよ。もちろん投票率の問題もあるかも知れないけれども、住民の関心の問題もあるかも知れないけれども、今日この議会も含めて、本当に今新型コロナウイルスで右往左往しているけれども、県議選の最中で我々はこういう議会を入れてね、住民がどのぐらい関心が持てるか。住民は少しあきれているんじゃないかという気がしているわけですよ。住民あっての議会であり行政であるわけですよ。もちろん法治国家だから法律は守らないといけないけれども、まずは住民なんですよ、だと思う、そうじゃないといけない。その辺の視点からすると、本来は上を目指すいろいろな議員がね、個々権利があるわけだから、それはそれでいいのだけれども。お互いが、住民に対してこれはもう法律で決まっているから仕方がないという説明でいいのかどうか。本当にこれは緊急の場合、新型コロナウイルス対策もやらないといけない、いろいろな事業、お金も使わないといけないというようなときに、この750万円ぐらいの額を基金に持っていけるときに、何であえてまたこういうふうなのか、本当にタイミングが悪いというのか。本当に心苦しいというか、そういう思いをしていますよ。これ例えばそういう事例がないかもしれないけれども、そういう何かの、事例というのはきっかけがないとできないわけだからね、その糸口はあると思うのだけれども、ないんですか実際、本当に。 ○議長(大城好弘)  選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長翁長正一郎)  まず今回の法の趣旨ですね、まずそれは議会の定数の6分の1を欠けた時点で、選管としては議会の運営に影響があると。そこで選挙の執行期間必要最低限の50日以内に速やかに選挙をしなさいというのが法の趣旨であります。今回もこのような議会に影響があるということで、法の趣旨に従って選管としては実施をするということになります。 ○議長(大城好弘)  12番喜納昌盛議員。 ◆12番(喜納昌盛議員)  もちろん法治国家だからそういうのはわかりますよ。国会の中でも法の解釈も勝手にやっているような、上のほうでやっている中でね、本当に住民はどこかで違和感を感じているんじゃないかなと。その辺の住民感情、民主主義には少し歪みが出てきているかも知れないけれども、しっかりそういう住民に対して説明をしながら、これはしっかりやらないといけない。ただ法律について勝手に解釈も国会ではやっているわけだから、そういう思いもしながら、実はこの選挙を見ています。併せて西原町の補欠選挙、本当に投票率も含めてどうなるか心配でありますよ。町長選も含めてね。やはり投票率が上がるようにしないと、本当に住民の意思が吸い上げられるのかどうか。今、瀬戸際にきているのかなという思いがしています。民主主義の崩壊ですよ。そういう思いを感じながら、ただ残念なのは本当に四、五日ずらしてほしかった。最後に言って終わります。以上です。 ○議長(大城好弘)  以上で本日の日程は、全部終了しました。 本日は、これで散会します。 △散会(午前11時09分)                            令和2年6月5日 地方自治法第123条第2項の規定により、署名する。    西原町議会議長 大城好弘       署名議員 大城誠一       署名議員 喜納昌盛...